2017年06月15日

ハネウェルの次世代冷媒「ソルスティスN40」が英スーパーマーケット大手 テスコ(TESCO)で採用、最大40 %の温室効果ガス排出削減に寄与

世界的な流通大手Tesco社が英国で展開する1,200を超えるスーパーマーケット店舗がハネウェルの次世代冷媒「Solstice® (ソルスティス)N40 (R-448A)に移行

2017615 — ハネウェル(NYSE: HON、日本法人ハネウェルジャパン株式会社/東京都港区/代表取締役社長 エリック・ワグナー)は、当社の次世代冷媒「Solstice®(ソルスティス)N40(R-448A)」 が世界的流通大手であるTesco(テスコ)社(本社:英国ハートフォードシャー州)が展開する英国内の1,200を超える店舗に採用され、同社のCO2排出量削減への取り組みに寄与して行くことを発表します。テスコ社の冷媒移行プロジェクトは今後3年間にわたり実施され、既に60店舗の冷媒移行が完了しています。

テスコ社は、2015年11月にパリにて開催された国連気候変動会議(COP21、「パリ協定」は同年12月に採択)を支持し、冷凍冷蔵機器のCO2排出量削減に取り組んでおり、同社の冷媒由来の排出量を2006/2007年基準から26.5%削減する目標を定めました。これを実現するため、現行冷媒であるR-404AをハネウェルのソルスティスN40冷媒(R-448A)に移行することを決定しました。テスコ社が英国内で展開するスーパーマーケット1,200店舗の冷媒を今後3年間でGWP(地球温暖化係数)の低いソルスティスN40に移行することで、冷媒に由来するCO2排出量を最大40%削減することが可能になります。この排出削減量は、自動車7万台のCO2排出量に相当します。

現在テスコ社で使用されているR-404Aは、GWPが3,920と高いHFC(ハイドロフルオロカーボン、いわゆる代替フロン)です。一方、ソルスティスN40はGWPが1,387で、現在市場で流通する最もGWPが低く、かつ不燃性(ASHRAE規格 A1)のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、食品倉庫などの業務用冷凍冷蔵向け代替冷媒で、R-404Aをニアドロップイン(ほぼ換装可能)な冷媒です。

テスコ社、冷凍冷蔵空調グループ長のマシュー・リーブス-スミス氏は、「当社は、持続可能性について非常に積極的な目標を掲げ、これをお客様に負担をかけることなく達成していきます。英国内の1,200店舗の冷媒移行を実施するにあたり最適の技術を検討し、ソルスティスN40の採用を決定しました。ソルスティスN40は、エネルギー効率性、システム性能、そしてメンテナンス性などの主要な要件を全て満たしています。また、ソルスティスN40が現行冷媒をニアドロップインできることも、今後3年の期間でスムーズに移行計画を完遂する上で大きな利点です。」とコメントしました。

ソルスティスN40は、R-404Aの代替として食品流通産業で最も採用されている低GWPかつ不燃で安全な新冷媒で、新規冷凍冷蔵機器に加え、GWPの高いR-404A、R-507他混合冷媒向けの既存機器にも導入することができます。ソルスティスN40は2016年末までに既に世界中で2,000を超えるスーパーマーケットのシステムに導入されています。日本では、フロン排出抑制法により食品ショーケースなどの業務用冷凍冷蔵機器について、機器製造者/輸入者の加重平均で2025年までにGWPを1,500以下とする目標が定められており、これに向け現在国内食品流通大手の実店舗で実証試験が進んでいます。

ハネウェル、フッ素化学品事業部、冷凍冷蔵担当グローバルビジネスマネージャーのロバート・ケビーは、「ソルスティスN40は、エネルギー効率性と持続可能性の双方でお客様の設置目標に寄与できる最適なソリューションとして評価いただいており、スーパーマーケット各社での大規模な冷媒移行を含めた本格的な採用数を大きく増やしています。また、今後は現行の高GWP冷媒の供給が縮小化して行くことからも、環境配慮性に優れた新冷媒への移行を早期に進められることをお薦めしています。」とコメントしました。

この度のテスコ社の冷媒移行プロジェクトは、ハネウェルとパートナー企業各社の密接な連携の元、成功裏に進んでいます。パートナー各社は以下の通りです:A-Gas社(英国内ハネウェル冷媒主要販売代理、試験および再生施設提供)、英Climate Center社(英国内の新規および再生冷媒の供給と回収)、英Carter Synergy 社および英Space Engineering社(設備工事、エンジニアリング)。

ハネウェルは、ソルスティスN40冷媒のほか、ハネウェルのHFO(ハイドロフルオロオレフィン)技術をベースとし、従来の機器性能を損なうことなくカーボンフットプリントの削減を可能にする「ソルスティス」ブランドの業務用冷凍冷蔵用、空調用、およびカーエアコン用冷媒フォーム用液状およびガス発泡剤溶剤および エアゾール用噴射剤 を取り揃えています。これら次世代製品の研究開発および製造供給体制の整備に向け、ハネウェルは9億米ドルの投資プログラムを実施しました。

この事例の詳細(日本語版)は、以下からダウンロードください。
https://www.honeywell-refrigerants.com/japan/customer-case-studies/

ソルスティスN40 について詳しくは、ハネウェル冷媒日本語ウェブサイト
www.honeywell-refrigerants.com/japan/  をご覧ください。

注記:本文のGWP(地球温暖化係数)値は、 IPCC AR4(第4次報告書)によるものです。 IPCC AR5(第5次報告書)によるGWP値はR-404A3,943 および ソルスティスN401,273)です。

 

ハネウェル(www.honeywell.com)は、フォーチュン(Fortune)100社にノミネートされた、テクノロジーおよび製造分野におけるトップレベルの複合企業であり、航空宇宙・自動車分野の製品およびサービス、ビル・住宅・産業向け制御テクノロジー、ターボチャージャー、パフォーマンスマテリアルズなどを世界中のお客様に提供しています。当社は、テクノロジーの力で航空機から車両、家庭からビル、工場から物流、そして作業者まで、あらゆるものを「つなぎ」、よりスマートで、より安全で、より持続可能な世界を目指します。ニュースや詳しい情報は、www.honeywell.com/newsroomをご覧ください。

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